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『押入れ随筆』
ふりがな文庫
『
押入れ随筆
(
おしいれずいひつ
)
』
ひとにはバカげていても、自分にはゆるせない潔癖がたれにもある。子供をみているとおもしろい。枕の好み一つでも、柔いのやら堅いのやらだ。食膳でも、潔癖なのと、ズボラなのが、始終問題をかもしている。ところが、そのズボラ屋も時によって『たれか、ぼく …
著者
吉川英治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「暮しの手帖」暮しの手帖社、1957(昭和32)年
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約23分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
初心
(
しょしん
)
初心
(
うぶ
)
癇性
(
かんしょう
)