うし
お冠船に帆をおろすさわぎはやんで、 はやお主加那志前お迎へか。 あれ楽の音がかすかに微かに浮んでくる どれ黒髪□□梳さなをさう。 黄金三つ星てり渡る北京の都。 そこからおす唐按司すゐ、 まばゆいばかりの尊いみ姿を 今日こそは妾もをがみにいき …