秋日口占しゅうじつこうせん
われながく憂ひに栖みて はやく身は老いんとすらん ふたつなきいのちをかくて 愚かにもうしなひつるよ 秋の日の高きにたちて こしかたをおもへばかなし すぎし日の憂ひならねば あまからぬこの歎きかな 見よ彼方 日は眞晝 藍ふかき海のはるかに 眞 …
作品に特徴的な語句
端山はやま 艸山くさやま