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『夏の夜の博覧会は、かなしからずや』
ふりがな文庫
『
夏の夜の博覧会は、かなしからずや
(
なつのよのはくらんかいは、かなしからずや
)
』
夏の夜の博覧会は、哀しからずや 雨ちよと降りて、やがてもあがりぬ 夏の夜の、博覧会は、哀しからずや 女房買物をなす間、 象の前に僕と坊やとはゐぬ、 二人蹲んでゐぬ、かなしからずや、やがて女房きぬ 三人博覧会を出でぬかなしからずや 不忍ノ池の …
著者
中原中也
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
明
(
あかり
)
蹲
(
しやが
)
紺青
(
こんじやう
)
貝釦
(
かひボタン
)
三人
(
みたり
)
不忍
(
しのばず
)
刻
(
とき
)