矢張心理の縦断が行はれてゐるのだから面白い。ロシアの革命思想は元はドイツが本家であつて、それをレニンやトロツキイが持つて行つてやつたのであつたが、それが的確にドイツに戻つて来たのである。 民本主義は各自の覚醒から来たものでなければ本当ではな …
著者 | 田山録弥 |
著者 | 田山花袋 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「文章世界 第十四巻第一号」博文館、1919(大正8)年1月1日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約7分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約11分(300文字/分) |