小利根川の桜ことねがわのさくら
一東京の櫻 吉野山去年のしをりの路かへて まだ見ぬ方の花をたづねむ 心は花に浮き立つ陽春四月、路伴れもがなと思ふ矢先、『今日は』とにこ/\顏の夜光命。待つてましたと裸男もにこ/\。挨拶もそこ/\にして語り出づるやう、『やよ聞き給へ。花は櫻、 …