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『妖女の舞踏する踏切』
ふりがな文庫
『
妖女の舞踏する踏切
(
ようじょのぶとうするふみきり
)
』
品川駅の近くに魔の踏切と云われている踏切がある。数年前、列車がその踏切にさしかかったところで、一方の闇から一人の青年がふらふらと線路の中へ入って来た。機関手は驚いて急停車してその青年を叱りつけた。 「前途のある青年が、何故そんなつまらんこと …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
四辺
(
あたり
)
姝
(
きれい
)