矢代静一君を推すやしろせいいちくんをおす
矢代君の戯曲は以前二つほど読んでゐた。それに今度文学座のアトリエ公演でこの、たしか第三作である「城館」を観て、この作者もいよいよこんなものを書きだしたな、と思つた。といふ意味は、前の二作だけではまだまだ、劇作家矢代静一の特色も真価もはつきり …
作品に特徴的な語句
城館しろ