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『足利時代を論ず』
ふりがな文庫
『
足利時代を論ず
(
あしかがじだいをろんず
)
』
足利時代が多くの歴史家からして極めて冷淡な待遇を受け、單に王室の式微なりし時代、將た倫常壞頽の時代とのみ目せられて、甚無造作に片付けられて居つたのは、由來久いことである。されば若し此時代に特有なる出來事として、後世の研究者の注意を惹いたもの …
著者
原勝郎
ジャンル
歴史 > 日本史 > 日本史
初出
「藝文 第三年第十一号」京都大学文学部、1912(大正1)年11年
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約28分(300文字/分)