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『若葉の雨』
ふりがな文庫
『
若葉の雨
(
わかばのあめ
)
』
野も、山も、青葉若葉となりました。この頃は——とりわけて今年はよく雨が降るやうです。雨といつてもこの頃のは、草木の新芽を濡らす春さきの雨や、もつと遅れて来る梅雨季の雨に比べて、また変つた味ひがあります。春さきの雨はつめたい。また梅雨季の雨は …
著者
薄田淳介
著者
薄田泣菫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
曲者
(
くせもの
)