“牝馬 ”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めうま45.2%
ひんば19.4%
めすうま19.4%
めんま6.5%
だんま3.2%
めす3.2%
めま3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竿立ちになっておどり上った二頭の早馬は、なんと剛気なことにも、二頭共々々揃いに揃って、あやかになやましい牝馬めうまなのでした。
最近ラッドレー附近の一種馬場に於て飼育せられし一牝馬ひんばは、今より三年以前に見世物用の斑馬はんばと交尾して一匹の混血児あいのこを生み、飼主をして奇利を博せしめし事あり。
押絵の奇蹟 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それらの馬は西風によって牝馬めすうまから生まれたスペインの麝香猫じゃこうねこにちがいないと思うくらいに、風のようにはやく走りました。
んでえわれがまた、牡馬をんま牝馬めんまだけの血統證けつとうしようだんべ、そんなものなんるもんぢやねえ、らねえとおもつて、白河しらかはいちいてらあ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「ほう! 伯楽も、馬々って、馬をほしがっていだっけ、駒馬こまうまさは手が届かなかったどえで、牝馬だんまにしたで。」
(新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
こっそり失敬して来たのさ、持主の野郎めが、命にかけても手放そうとしやがらねえものだからね。おれはそいつに薄栗毛の牝馬めす
また百濟の國主こにきし照古せうこ牡馬をま壹疋ひとつ牝馬めま壹疋を、阿知吉師あちきしに付けてたてまつりき。この阿知吉師は阿直あちの史等が祖なり。また大刀と大鏡とを貢りき。