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殊
ふりがな文庫
“殊 ”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こと
99.5%
コト
0.4%
ことに
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こと
(逆引き)
殊
(
こと
)
にも今年は、当主と次女と老母と、三人の
厄歳
(
やくどし
)
が重なっているので、吉田家では二日も前から歳祝いの用意をしているのであった。
手品
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
殊 (こと)の例文をもっと
(50作品+)
見る
コト
(逆引き)
「又申さく」「
殊
(
コト
)
更に申さく」などの意に考へられて、宣命にも、祝詞にも、さうした用例が出て来た——などが此を示して居る。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
殊 (コト)の例文をもっと
(2作品)
見る
ことに
(逆引き)
被思召付尊札
(
おぼしめされつけのそんさつ
)
忝次第
(
かたじけなきしだい
)
に御座候
随而
(
したがつて
)
せがれ
伊織
(
いおり
)
儀 御成に
立申趣
(
たちまをすのおもむき
)
大慶に奉存候 拙者儀
老足可被成御推量
(
らうそくごすゐりやうなさるべく
)
候 貴公様 御はた
下
(
もと
)
様 御家中衆へも手先にて申置候
殊
(
ことに
)
御父子共 本丸迄 早々
被成御座
(
ござならせられ
)
(候)趣
驚目
(
きやうもく
)
申候 拙者も石にあたり すねたちかね申故 御目見得にも
被仕不仕
(
つかまつられず
)
猶重
(
なほかさね
)
て
可得尊意候
(
そんいをうべくさふらふ
)
恐惶謹言
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
殊 (ことに)の例文をもっと
(1作品)
見る
殊
常用漢字
中学
部首:⽍
10画
“殊”で始まる語句
殊更
殊勝
殊勲
殊勲者
殊勝気
殊遇
殊寵
殊異
殊効
殊邦
“殊 ”のふりがなが多い著者
島崎藤村
江戸川乱歩
正岡子規
海野十三
森鴎外
岡本綺堂
岡本かの子
泉鏡花
菊池寛
太宰治