“凄惨 ”のいろいろな読み方と例文
旧字:凄慘
読み方(ふりがな)割合
せいさん97.0%
むご1.5%
ものすご1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“凄惨 ”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語13.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
電纜工場の入口を一歩入ると、凄惨せいさんきわまりなき事件の、息詰まるような雰囲気ふんいきが、感ぜられるのだった。
夜泣き鉄骨 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それはよく整い、よく接合し、鱗形うろこがたに並び、直線をなし、均斉きんせいを保ち、しかも凄惨せいさんな趣があった。
人体という最高の自然美……色と形との、透きとおる程に洗練された純美な調和を表現している美人のが、少しずつ少しずつ明るみを失って、仄暗ほのくらく、気味わるく変化して、ついには浅ましくただれ破れて、見る見る乱脈な凄惨むごたらしい姿に陥って行く、そのかん表現あらわれて来る色と、形との無量無辺の変化と、推移は、殆ど形容に絶した驚異的な観物みものであったろうと思われる。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
しかしかれらを恐れさせたのは、その旅人の背負っている重い罪の影か、あるいは殺された女の凄惨ものすごい姿か、確かには判断がつかない。
木曽の旅人 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)