“五年 ”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごねん42.9%
いつとせ42.9%
いつゝ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かく此決心このけつしんさだまるや、かれさら五年ごねんあひだ眞黒まつくろになつてはたらきそして、つひに一の小學校せうがくかう創立さうりつして、これを大島仁藏おほしまじんざう一子いつし大島伸一おほしましんいちけん
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
されども、この身の上にきはめしたのしみも、五年いつとせの昔なりける今日の日にきはめしかなしみふべきものはあらざりしを、と彼は苦しげに太息ためいきしたり。今にして彼は始めて悟りぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
また或る学者の説によると、結婚すると男は五年いつゝ、女は四年よつゝだけ寿命を延ばす事が出来るさうだ。