トップ
>
鯣
ふりがな文庫
“鯣”の読み方と例文
読み方
割合
するめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するめ
(逆引き)
赤い
臼
(
うす
)
のような頭をした漁夫が、一升
瓶
(
びん
)
そのままで、酒を端のかけた
茶碗
(
ちゃわん
)
に
注
(
つ
)
いで、
鯣
(
するめ
)
をムシャムシャやりながら飲んでいた。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
押砂河岸に上る前に、
木下
(
きおろし
)
河岸で朝早く売りに来た弁当を買った。それの刻み
鯣
(
するめ
)
に
中
(
あた
)
って腹痛を感じたとのみは思えなかった。
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
(與助と雲哲、願哲は助十を支へてゐる。下のかたの路地口より左官屋勘太郎、三十二三歳、身綺麗にいでたち、
角樽
(
つのだる
)
と
鯣
(
するめ
)
をさげて出づ。)
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鯣(するめ)の例文をもっと
(29作品)
見る
“鯣(スルメ)”の解説
スルメ(鯣)は、イカの内臓を取り除いて素干しや機械乾燥などで乾燥させた加工食品。乾物の一種。古くから日本、朝鮮半島、中国南部および東南アジアにおいて用いられている食品で長期保存に向いている。日本では縁起物とされ結納品などにも用いられ寿留女と表記される。俗語としてアタリメとも言う。
(出典:Wikipedia)
鯣
漢検1級
部首:⿂
19画
水生動物関連の漢字
黒鯛
鶏魚
鱸
鱶
鱧
鱠
鱚
鱒
鱈
鰻
鰺
鰹
鰯
鰮
鰥
鰤
鰡
鰕
鰒
鰐
...
“鯣”のふりがなが多い著者
村井弦斎
高見順
井上円了
小林多喜二
江見水蔭
島崎藤村
作者不詳
長塚節
中里介山
内田魯庵