“魚汁”の読み方と例文
読み方割合
ウハー100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魚汁ウハーか何かあつらえようかね。まさか、おまえもお茶ばかりで生きてるわけでもあるまいからね」
五百ルーブリも金のかかった魚汁ウハーを御馳走するといっても、いっかな家から誘い出すことの出来ないような連中までが、一人残らず飛び出して来たのである——一口にいえば
……だけど、それから間もなく料理番の支那人が持って来てくれた魚汁ウハー美味おいしかったこと……その支那人のチーっていうのに聞いてみたら、その時は妾が死んでからちょうど二日目だったそうよ。
支那米の袋 (新字新仮名) / 夢野久作(著)