“魑魅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちみ72.2%
すだま22.2%
りみ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、ここへ参上いたしました私めは、魑魅ちみでもなければ、人間でもありません。ふだんあなたが大事になさる黄金の精霊です。
震ひつゝ殘れるアレッツオの者我に曰ひけるは、かの魔性の魑魅すだまはジャンニ・スキッキなり、狂ひめぐりてかく人をあしらふ 三一—三三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
沼猶えず、又次の高山にのぼなほえず、くしてつゐ最高さいこうの山にのぼる、欝樹猶眼界をさへぎる、衆大にくるし魑魅りみまどはす所となりしかを疑ふ、喜作ただちに高樹のいただきのぼり驚て曰く
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)