“高脚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかあし83.3%
コップ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なるほど箱の中には高脚たかあしつきの膳が入っていて、膳の上に吸物、さしみ、口取り、その他種々の材料をはじめ庖丁俎板まないたまで仕込んである。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
能登守が足を留めて障子を外から開いた部屋には、高脚たかあし行燈あんどんが明るく光っておりました。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
八端はったんのねんねこを引っかけて、曲彔きょくろくによりかかり、高脚コップのお酒を飲みながら腕を裂かれていた。
金欄手きんらんでの陶器の高脚コップで、酒盛りをしたものと見えて、私の家にも、その幾個いくつかがきていた。