“駿河臺”の読み方と例文
新字:駿河台
読み方割合
するがだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お銀の奉公先は、江州の小室で一萬二千石の領主小堀和泉守樣——江戸御上屋敷は駿河臺するがだいだ。奧方には御姫樣ばかりで跡取が無い。
駿河臺するがだい紅梅町こうばいちやうにそのほる明治めいぢ功臣こうしん竹村子爵たけむらししやくとの尊稱そんしよう千軍万馬せんぐんまんばのうちにふくみし、つぼみのはなひらけるにや、それ次男じなんみどりとて才識さいしきらびそなはる美少年びせうねん
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
今日けふけあとをとほつたがね、學校がくかう病院びやうゐんがかゝつたのにつゝまれて、駿河臺するがだいの、あのがけのぼつてげたさうだが、よく、あのがけのぼられたものだとおもふよ。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)