トップ
>
駈引
ふりがな文庫
“駈引”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かけひき
73.3%
かけひ
26.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけひき
(逆引き)
社交と、偽善と、虚礼と、
駈引
(
かけひき
)
と、
繁雑
(
はんざつ
)
きわまる現代生活は、ドヴォルシャークにとっては、相当
荷厄介
(
にやっかい
)
なものであったに違いない。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
先日の二人の学生さんだって、十六七には見えながら、その話振りには、ちょいとした
駈引
(
かけひき
)
などもあり、なかなか老成していた箇所がありました。
心の王者
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
駈引(かけひき)の例文をもっと
(22作品)
見る
かけひ
(逆引き)
悪罵
(
あくば
)
、
奔走
(
ほんそう
)
、
駈引
(
かけひ
)
きは、そののち永く、ごたついて尾を引き、人の心を、生涯とりかえしつかぬ程に
歪曲
(
わいきょく
)
させてしまうものであります。
女の決闘
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
大挙して突進すると鬼が誰をつかまえようかと
狼狽
(
あわて
)
る、それが
附目
(
つけめ
)
なのである。下駄が一ツ二ツ残ると、それからが
駈引
(
かけひ
)
きで面白く興じるのだ。
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
駈引(かけひ)の例文をもっと
(8作品)
見る
駈
漢検準1級
部首:⾺
15画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“駈引”で始まる語句
駈引等
検索の候補
駈引等
“駈引”のふりがなが多い著者
押川春浪
下村湖人
谷崎潤一郎
吉川英治
太宰治
佐々木邦
中里介山
上田敏
島崎藤村
長谷川時雨