“馬舎”の読み方と例文
読み方割合
うまや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ポポーヷ (伏眼になって)ルカー、おまえ馬舎うまやへ行ってね、今日はトビーにカラス麦を一粒ひとつぶもやらないように、言って来ておくれ。
ここの家にもあるが、何処の旅籠屋にも、馬舎うまやが付きものになっていて人間の宿屋というより、馬の宿屋といったほうが近かった。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが、何故なぜかというと、三誠社という馬車うまぐるまを扱う大きな運送店があって、その前身が、伝馬町の大牢の、咎人とがにんの引廻しの馬舎うまやだったというのだ。
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)