“飼葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいば66.7%
かひば22.2%
カヒバ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
満城、その夜はかがりき、未明の発向というので、腰に兵粮をつけ馬にも飼葉かいばを与え、陣々には少量の門出酒かどでざけも配られて、東雲しののめの空を待っていた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そいつは豪儀だ、恥を掻かせて濟まなかつたね。いづれそのうちに、小判と言ふ飼葉かひばを喰ふ、白粉を附けた馬でも見せて貰はうか」
さすれば、馬の飼葉カヒバを与へる事を意味してゐるものがありさうに思はれる。