“頭蓋骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ずがいこつ98.0%
づがいこつ2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこでデュブア氏はなおていねいに土を掘ってゆくと、先に奥歯の発見された所から約三尺ばかり隔てた場所で頭蓋骨ずがいこついただきを発見した。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
頭蓋骨ずがいこつをひらき、中から透明な針金細工はりがねざいくのようなものを取りだし、それを手のひらにのせて、蜂矢探偵の目のまえへさしだした。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
が、二十年ばかりたつたのち、その霊廟を再建さいこんする際に頭蓋骨づがいこつだけゲエテに贈ることになつた。ゲエテは彼の机の上にこの旧友の頭蓋骨を置き、「シルレル」と題する詩を作つた。そればかりではない。
続澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)