“音羽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おとわ82.9%
おとは17.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
音羽おとわの山林の藪の中に、佐分利ヤス、マサと申す母子が、ノド笛をかみとられ、腹をさかれ肝臓を奪われてことぎれておりました。
「京へは近うございますが、大阪へは廻り道で、山から山を音羽おとわ笠取かさとりの里へとって、宇治の富乃荘とみのしょうへも出られると申します」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かく是等を救助せずして静まるべきの筋にあらずとて、先づ救民小屋造立つくりたての間、本所回向院えこういん谷中やなか天王寺、音羽おとは護国寺、三田みた功運寺
手にかけたる者なれば解放ときはなせしとてすぐ音羽おとはかへさば如何なる災禍わざはひおこらんも計られず又かの親子しんしも家主を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)