“韓非子”の読み方と例文
読み方割合
かんぴし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桃太郎猿蟹合戦さるかにかっせんたぐいも珍らしからざるべく、また『韓非子かんぴし』『荘子そうじ』などにでたるも珍らしからざるべければ、日本支那のはしばらさしおきて印度の古話をあつつづ
印度の古話 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
韓非子かんぴし商鞅しょうおう李斯りしらの英傑が刑名法術の政策を用いたからであって、その二世にして天下を失うに至ったのは、書を焚き儒をあなにしたに基づくことは、人の知るところであるが
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
それは邯鄲かんたんの歩みを学ばないうちに寿陵の歩みを忘れてしまい、蛇行匍匐だこうほふくして帰郷したと云う「韓非子かんぴし」中の青年だった。今日こんにちの僕は誰の目にも「寿陵余子」であるのに違いなかった。
歯車 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)