“霾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つちふ75.0%
ツチフ12.5%
ヨナ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かき濁りつちふる春やおぼほしく光無きに家さがしつつ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
雲端にツチフる、と桃青居士の誇張した岩が根道も、追ひ剥ぎの出るに値する位は、人通りもあつたのである。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
学問上の伝襲は、私の上に払ひきれぬヨナの様に積つてゐた。此を整頓する唯一つの方法は、哲学でもなく、宗教でもないことが、始めてはつきりと、心に来た。
古代研究 追ひ書き (新字旧仮名) / 折口信夫(著)