“雲脂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふけ95.2%
フケ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何だい、八、先刻さっきから見ていりゃ、すっかり考え込んで火鉢へ雲脂ふけをくべているようだが、俺はその方がよっぽど気になるぜ」
私の頭の雲脂ふけを落したり、いたりしてくれた上に、「少しお頭を拝借させて下さい」と、水油を少し附けて、丸髷まるまげに結ってくれました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
小便タゴの古板、頭の雲脂フケ、耳糞、歯屎ハクソ、唾液、人糞、小便、月経、陰毛、精液なども薬になると書かれているが、それでもさすが夢は薬になるとは書いてない。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)