“陳列”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちんれつ91.7%
なら8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文部省でこしらえたり、美術院でやったりする展覧会に、特別室をもうける必要があり、その特別室へも陳列ちんれつを許さない作品もある。
国民性の問題 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「まあ、たかいのね!」と、おおきなこえでおっしゃったので、そばにいるひとたちまでが陳列ちんれつされた反物たんものとおみつの着物きものとをくらべて
田舎のお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
会場の中でも大きな四方硝子ガラスの箱のとびらをはずして真ん中へ敷き物を敷いて四ツの狆を陳列ならべました。数が四つというので、見栄みばえがする。見物が大勢それにたかってなかなか評判がよろしかった。