“陋悪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろうあく50.0%
ろうお50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし不思議にもこの談話は、物知りぶった、またつうがった陋悪ろうあくな分子を一点も含んでいなかった。
長谷川君と余 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
露西亜ロシアの如き国状を醸し出すところの狂妄きょうもう陋悪ろうおの思想や感情が行われたら飢餓で死ぬ人も沢山出来るであろうが、もない限りは貧乏は生命に別状は無いものだ。
貧富幸不幸 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)