“長靴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながぐつ87.5%
ちょうか10.4%
サパキー2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乗ってるものはみな赤シャツで、てかてか光る赤革あかかわ長靴ながぐつをはき、帽子ぼうしにはさぎの毛やなにか、白いひらひらするものをつけていた。
黄いろのトマト (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
血色のいい、若い教官はピンと身をそりかえらすような姿勢で、ピカピカの長靴ちょうかすねはゴムのようにはずんでいた。
壊滅の序曲 (新字新仮名) / 原民喜(著)
その言葉に耳を傾けさせようとするなら、先ず引例を彼等の脚にはいている長靴サパキーにとれ。詩的美文は彼等を魅するどんな力も持たない。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)