“長物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながもの44.4%
ちょうぶつ33.3%
ちやうぶつ16.7%
チョウブツ5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倒れる処を其の者の抜きました長物ながもの刀背打むねうちに二ツ三ツちましたが、七人力ある人にぶたれたのですからたまりません
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この世に無用の長物ちょうぶつは見当らぬ。いわんや、その性善にして、その志向するところ甚だ高遠なるわが黄村先生にいてをやである。
花吹雪 (新字新仮名) / 太宰治(著)
別なことばでいふとこぼたねだ。だから母夫人の腹に、腹の違ツたあにか弟が出来てゐたならば勝見家に取ツて彼は無用むよう長物ちやうぶつであツたのだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)