“鏤刻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
るこく88.9%
ちりば11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文芸冊子「散文」十月号所載山岸外史の「デカダン論」は細心鏤刻るこくの文章にして、よきものに触れたき者は、これを読め。
此女性の美しいけれども颯爽たる容姿が、あの返すべき時計に鏤刻るこくされてゐる、鋭い短剣の形を想ひ起さしめた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
此等これら一人ひとりのこらず數多あまた菱形金剛石ダイアモンド鏤刻ちりばめて、さき兵士へいしおなじやうに二れつになつてあるいてました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)