“鏖殺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうさつ49.1%
みなごろし26.3%
みなごろ21.1%
あうさつ1.8%
ほうさつ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはいわゆる勤王方に対する、幕府の手先としての新撰組の正面襲撃であったが、後の高台寺鏖殺おうさつは、朝幕浪士の争いとは言えない。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「その怪談が大變なんで、一と月も前から成瀬屋の一家を鏖殺みなごろしにするといふ蝙蝠冠兵衞の手紙が三本も來てゐるぢやありませんか」
「その怪談が大変なんで、一と月も前から成瀬屋の一家を鏖殺みなごろしにするという蝙蝠冠兵衛の手紙が三本も来ているじゃありませんか」
○壬生屯所を囲み、焼討して新撰組を鏖殺あうさつし、京都擾乱に乗じて、長州の兵を京都に入れる。
斬裂人リッパアのジャック」は、何かのことでホワイトチャペル界隈かいわいの売春婦全部を呪い、相手選ばずその鏖殺ほうさつを企てたのだというのが、いま一般に信じられているジャックの目的である。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)