“鋭峻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えいしゅん50.0%
えいしゆん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友は敵と化して、その鋭峻えいしゅんなる論理を武器として彼を責めたてる。友の放つ矢は彼の心臓に当って、彼の苦悩は弥増いやまさるのみである。この時ヨブの苦悩悲愁は絶頂に達したのである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
不二よりるに、眼下に飜展ほんてんせられたる凸版地図レリイヴオ・マツプの如き平原のうち白面の甲府をぐりて、毛ばだちたるしわの波をたゝみ、その波頭に鋭峻えいしゆんとがりをてたるは、れ言ふまでもなく金峰山、駒ヶ嶽
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)