“里芋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さといも94.1%
サトイモ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを割ると蕎麦粉そばこの香と共に、ホクホクするような白い里芋さといもの子があらわれる。大根おろしはこれを食うになくてならないものだ。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
だいこんでも里芋さといもでもねぎでも、りたてのものばかりしか食べていませんが、この採りたてのものは、質が違うと思われるほど美味うまいものです。
日本料理の基礎観念 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
「そうらしいね」と云って、「うまい、うまい」と里芋サトイモをたべました。この人には里芋のうまさの方から、姉さんのねうちがつたわる口ね。