“醜草”の読み方と例文
読み方割合
しこぐさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この草庵を建てるので、草や木を刈ってみても、伸びて欲しい植物は伸びず、醜草しこぐさや邪魔な灌木かんぼくは、刈っても刈っても、はびこって仕方がない。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「年々や桜をこやす花の塵」美しい花が落ちて親木おやきの肥料になるのみならず、邪魔の醜草しこぐさがまた死んで土の肥料になる。
草とり (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
「年々や桜をこやす花の塵」美しい花が落ちて親木おやきの肥料になるのみならず、邪魔の醜草しこぐさがまた死んで土の肥料になる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)