“酔泥”の読み方と例文
読み方割合
よいど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
躍場では朝の太陽をうけて酔泥よいどれた形骸が、踊子の波の裂れ目で正体もなく寝ていた。別室の籐の寝椅子には陳独秀が彫像のように一夜を過した姿があった。
地図に出てくる男女 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
山下界隈の怪しい酒場で酔泥よいどれた一列の黒奴の火夫達が、最新流行歌をうたって和服の蠱惑こわくの街に傾いた。
スポールティフな娼婦 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)