“遠野”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とおの81.8%
とほの18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東の仙人峠せんにんとうげから、遠野とおのを通り土沢つちざわぎ、北上山地を横截よこぎって来るつめたい猿ヶ石さるがいし川の、北上川への落合おちあいから、少し下流かりゅうの西岸でした。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
陸中の遠野とおのではこの日を麻の祝と名づけ、早朝に背の低い女の来ることをいやがり、来ると松の葉でいぶしてはらいをした。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
遠野とほのも見たり——夏は来ぬ
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
遠野とほの鴿はとの面影に
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)