“遠世”の読み方と例文
読み方割合
とほよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悪名あくみやうくわあり今日ある因縁の君を見し日は遠世とほよとなりぬ
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
雑塵ざつぢん遠世とほよつつみうち透かし吾れ命あれや光り息づく
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
遠世とほよなる暮色ぼしよくさびに哀婉の微韻ゆらぎを湛へ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)