“追取”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おつとり50.0%
おつと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たてに受ると見えしが無慘むざんや女は一聲きやつとさけびしまゝに切下げれば虚空こくうつかんでのたうつひまに雲助又もぼう追取おつとり上臺がひざを横さまにはらへば俯伏うつふしに倒るゝ所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
仕合よしとうばひ取り何國いづくともなく逃失にげうせけり斯て穀屋にては音吉の知せに悴平吉を始め家内中驚きさわぎ平吉は親重代おやぢうだいの脇差追取おつとり音吉を案内として駈出かけいだすを後に續て番頭手代共各々提灯ちやうちん得物えもの
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
いたづらの子供たちは前後左右から追取おつとりまいて来て、逃げまはる娘の影を思ふがまゝに踏んだ。かれらは十三夜のぼたもちを歌ひはやしながらどつと笑つて立去つた。