“趾尖”の読み方と例文
読み方割合
あしさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いじらしいわが心。わたくしは父よりもわたくし自身穢されたような気がして、スーツケースの横腹を白足袋の趾尖あしさきで蹴りつけます。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)