“起床”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おき42.9%
きしょう28.6%
おきい14.3%
きしやう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『あゝ、叔父おぢさん、わたくしはどうせうかとおもつたのです、起床おきると、叔父おぢさんはないし、稻妻いなづま何處どこかへつてしまつたんですもの。』と不平顏ふへいがほ
かれは、あたたかい夜具をはねのけ、勢いよく起きあがって、電燈でんとうのスウィッチをひねった。その瞬間しゅんかん枕時計まくらどけいがジンジンと鳴りだした。きっかり起床きしょう時刻の五時半である。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
それより、鐵車てつしや紀念塔きねんたふ積入つみいれ、小銃せうじう彈藥だんやく飮料水いんりようすい糧食等りようしよくなど用意ようゐくらして、さてその翌日よくじつとなると、吾等われら撰任せんにんされたる五名ごめい未明みめい起床おきいでゝ鐵車てつしや乘組のりくんだ。
私は、彼女が此處へ這入つて來る半時間前に起床きしやうして、顏を洗ひ、寢臺ベッドの側の狹い窓から流れ込んで來る、ちやうど沈みかゝつてゐる半月の光で着物を着てゐたのだつた。