“赫耀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かくよう33.3%
かくやく26.7%
かくえう20.0%
かがやき13.3%
くわくやく6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すべての国の弱き者、しいたげられおる者のために、その希望たりたてたる特性すなわちこれである。こはこの大英国の栄光中最も赫耀かくようたる霊彩を
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
いま赫耀かくやくとした鳥の翼を見ますると、らるゝやうに其の緋の袴が目に見えたのでこさります。——と此から話したの——其の時のは、船の女神おんながみさまのお姿だつたんです。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
まして、大王だいわうひざがくれに、ばゞ遣手やりて木乃伊みいらごとくひそんで、あまつさへ脇立わきだち正面しやうめんに、赫耀かくえうとして觀世晉くわんぜおんたせたまふ。小兒衆こどもしうも、むすめたちも、こゝろやすくさいしてよからう。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かく赫耀かがやきながら幾度も転生うまれかわる中、梵授王の世に、婆羅尼斯城の婬女に生まれ賢善と名づけ、顔容端正人の見るをよろこぶ。ところでかねて王のしゅうとと交通した。