“賜物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たまもの95.4%
たまわりもの3.1%
おくりもの1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その材料にはどんなうわぐすりが合うか、どんな焼方が合うか、どんな形が合うか、自然の賜物たまものを素直に受けそれを大切にすることが大事である。
雲石紀行 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
琉球りゅうきゅうの旧王室では、以前地方の祝女のろかしらたちが拝謁に出たときに、必ず煙草の葉をもって賜物たまわりものとせられたことが記録に散見している。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「春」と云う名のもたらした自然の賜物おくりものの中にすべての美がこめられて私達の目前に日毎に育って居る。