“賄料”の読み方と例文
読み方割合
まかないりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その校長さんの月給では月謝丈けなら兎に角、寄宿の賄料まかないりょうまでとなるととても出し切れません」
村の成功者 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
が他ならぬお通の方の姉でもあり、京都の生家へ対する義理もあるので、それとなく、表役人に云い含ませ、隅田川のお船見屋敷を住居すまいに与えて、年千余石の賄料まかないりょうさえつけてくれた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)