“貽貝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いがい66.7%
いがひ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこにはまた、蛙や亀の清らかな種族があり、貽貝いがいも少々ある。ジャコウネズミやてんは池のほとりに跡をのこし、時には旅の泥亀もおとずれることがある。
イズシは貽貝いがいすしで、南部の方言ヒメガイ(『松屋筆記』百五巻)、またニタガイ(『本草啓蒙』四二)、漢名東海夫人、皆その形に因った名で、あわびを同様に見立つる事
磯𣷓のよろしき日にも鯛のよる貽貝いがひが島は波うちしぶく
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)