“譙県”の読み方と例文
読み方割合
しょうけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
譙県しょうけんの生れで、許褚といい、あざな仲康ちゅうこうという者です。これといって今日まで、人に語るほどの経歴は何もありません。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また夏の六月には、魏王曹丕そうひの巡遊が実現された。亡父曹操の郷里、はい譙県しょうけんを訪れて、先祖のはかを祭らんと沙汰し、供には文武の百官を伴い、護衛には精兵三十万を従えた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おれは譙県しょうけん許褚きょちょだ」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)