“諦観”のいろいろな読み方と例文
旧字:諦觀
読み方割合
ていかん90.0%
あきらめ5.0%
たいかん5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その男がよくいうのは、“青年は理想をいだいておる処に本領があるべきだ。その青年が諦観ていかんに住する俳句をもてあそぶことは意外である。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
ですから、死への諦観あきらめは、当然できておらねばならぬわけです。因縁ということくらい、十分に考えておらねばならぬわけです。ところが、事実は全くこれと正反対です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
だから「あきらめる」とは「諦観たいかん」することで、つまり、もののほんとうのすがたを見ること、すなわち真実を見きわめることです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)