“調弄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からか72.7%
からかい9.1%
からかひ9.1%
からこ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でも御贔屓ごひいきがひにしばゐを見に来たのだが、いつもの気紛れで貞奴さだやつこでも調弄からかはうと思つて楽屋口をくゞつたらしかつた。
太「何だ障子越しにおれの年を聞くと云うのは何だ……御冗談や調弄からかいでは困ります、此方へお這入りなさい」
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そして恐る/\卓子テーブルの下を覗き込んで見ると、自分が調弄からかひ気味ぎみにそつと触つたのは、おとなしい姉娘のと思ひの外、おきやんな妹娘の足であつた。
室の中へ置いて来たから、夫が気に成り何でも蝋燭の盡きるまで調弄からこうて居るが得策だと思ったが最う調弄うて居る必要もなくなった
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)