“討合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はたしあ50.0%
うちあい25.0%
うちあふ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「鳥のまさに死なんとするやその声悲し。人のまさに死なんとするやその言うところしとかや——おい丹下、貴様ほんとに討合はたしあいを望んでおるのか」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
一刀流の剣術遣いの家にふるく勤め免許をも取った腕前ゆえ、討合うちあいではかなわんが邪魔になるのは此の勇助、泳ぎを知って居るかと聞くと泳ぎは徳利とっくり仮声こわいろでブク/″\だというから
得るを神と云されば今此若者百姓にて耕作かうさくわざとし居ながら自然劔法のめうを得たる手練あり先刻大勢を相手に討合うちあふ有樣ありさま勿々なか/\凡人ならず加ふるに大力無双むさうにして正直正路に見え父兄おやあに孝悌かうてい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)